ジョニー・ギル。現役のSOUL・R&Bシンガーの中では実力、知名度共に最高峰では無いでしょうか。（若い世代は彼を知らない方もいらっしゃるかもしれないですね。）
1980年代に10代でデビューしてますが、その時から大人顔負けの深みのある艶やかな歌声で、良くも悪くも若さがありません。
私は幸運にも日本で彼のライブを2度観る事が出来ましたが、生歌でもブレない安定感とアレンジ力に度肝を抜かれたものです。
ルーサー・ヴァンドロスが亡くなってすぐに来日した際は、ルーサーのナンバーを1-2曲歌ってくれました。うますぎて聴き入ってしまいました。
日本で生鑑賞した時も、そしてyou tubeで彼のライブパフォーマンスを観る時もいつも思うのですが、彼はとにかく聴衆を楽しませ、感動させる為に毎回100%のエネルギーを出していると感じます。
最も有名な曲はやはりMy,My,Myでしょうか。歌い出しもかなり危険ですが中盤から後半にかけてたたみかけるアレンジのオンパレードは人間の領域を超えています。未聴の方は是非一度聴いてみて頂きたい逸品です。
彼が2019年に発表したアルバム「Game Changer Ⅱ」。その中のBed On Fireという曲は良くあるタイプの恋人とのベッドタイムミュージックです。似たような曲調の歌は沢山ありますがジョニー・ギルが調理するととんでもない仕上がりに。
歌詞でいうと、
Hope you didn't think I'd let you go〜
Exacly what I meamまでの歌唱は衝撃的。まさに一級品です。
今日は一日中ジョニー・ギルを聴きながらお酒をちびちび飲むしかございません。
https://m.youtube.com/watch?v=uDoJ9-snOI0
