カリード。本名Khalid Donnel Robinson。1998年ジョージア州出身のSOUL・R&Bシンガーです。若いですね。1998年と言えばサッカー日本代表が初めてワールドカップに(フランス大会でした)出場したり、和歌山で毒カレー事件が発生したり、いろいろあった年です。私は大学生でしたがあの時は背伸びして大人ぶった態度をしていたりしました。
例えばお酒もほとんど飲んだ事が無いくせに「俺?好きな酒?スクリュードライバー。パイルドライバーじゃないよ。スクリュードライバー。」なんて言ってみたり。今から思えば極まりなく恥ずかしいですね。。
アメリカではR.ケリーのI Believe I Can Flyが大ヒットしていた時期なんですね。そんな頃に生まれたカリード。歌声はいわゆるR&B系というよりはレゲエシンガーのそれっぽい雰囲気がします。
彼が2019年に発表したアルバム「Free Spirit」の中に収められているナンバー、Talk.
想いを寄せる人と次のステップに進みたいけれども急ぎすぎず、相手の気持ちも考えて、というような内容と見て間違い無いでしょう。
歌詞の中に「Girl」や「Lady」など女性を表す単語が出てこないのはこの手の曲では珍しいと思いますが、こういうのも最近の多様化する性的指向に配慮したものなのでしょうか。
どうでもいいのですが彼、 「 Before」という単語の発音が独特ですね。ほとんど「ブフォー」に聞こえるのですが方言みたいなものなのでしょうか。
それにしてもリズミカルでいながらメロディアスな良い曲です。
今夜は私もこの曲の出だしのフレーズ「Can we just talk」と独り言を呟きながらちびちびお酒を飲みたいと思います。