アル・リンゼイ。腕組みをして遠くを見つつ何かを考えているようですがこの方もSOUL・R&Bシンガーです。ヴァージニアで生まれ11才の時にデトロイトに移り住み、14才で教会の聖歌隊でリードシンガーを務めていたとの事。これまでに数枚アルバムを発表している中堅シンガーです。
また、彼は大学で医療を学んでいたようで実際に医師(医師のアシスタント?)の仕事に従事していた時もあるようです。
患者にはどのようにコミュニケーションを取っていたのでしょう。
「ちょっと熱が高いですね。喉も腫れていますから薬を出しておきますね。喉と言えば歌手にとっては命の次に大事なものでしてね。我々シンガーは喉をやられないように日々気をつけているわけです。あなたはシンガーではないかもしれませんが喉を大切にしてくださいね。」
このような感じでしょうか。(違うでしょうね)
彼が2011年に発表したアルバム「Can You Handle This?」に収められたバラード、Tick Tock.恋人と一緒にいる時の胸の高鳴り(鼓動)を時計の進む音(チクタク)になぞらえた情熱的なバラード。
ものすごい歌唱力を持っているという訳ではないかもしれませんが、少ししゃがれ気味の声が非常にソウルフル。
途中何度か
「Just Like The Clock,My Heart Goes Tick Tock,,」というフレーズを連呼する場面がありますが、非常に熱が入っていて素晴らしいです。
今度から体調を崩したらデトロイトに行ってアル・リンゼイに診てもらいたい、そして薬を処方してもらいたいな、と思いながら本日もちびちびとお酒を飲む所存です。
https://m.youtube.com/watch?v=QNFQTQwLt8I