渋い声を持っている男性は女性からモテると言われていますよね。私も女性と話す時は極力、努めて、1オクターブくらい声を低くして話すようにしています。効果が出た事はナッシングですが。。
男であれば誰もが羨む渋い声を持つ漢、ウェンデル・B. 本名はウェンデル・ブラウンです。何故ブラウンを短くしてイニシャルのみにしたのかは分かりませんがとにかくズルいくらい声が渋いのです。彼が総理大臣だとして記者会見で
「消費税。上げます。」
と言っても、もしかしたら声が良すぎてあまり反対意見も出ないのではないでしょうか。(そんなことは無いか。)
もしくは彼がラーメン屋の店主だとして、客からどんぶりに虫が入っているとクレームをつけられても
「無視してくれ。虫だけに。」
と言えば、もしかしたら声が渋すぎて客もクレームを引っ込めるかもしれません。(むしろさらにクレームの度合いを強めるかしら)
いずれにしても、それくらい有無を言わせない説得力のある歌声をお持ちです。
彼が2020年に発表したアルバム「Real Talk」
その中に収められたナンバー、In The Club.
クラブで踊って楽しもう、というようなよくある内容ですが、ウェンデルの声で歌われると
「踊れ。俺がもう踊らなくてもいい、と言うまで踊り続けろ。」
と脅迫されているような気分になる独裁政権的ダンスチューンに仕上がっております。ミュージックビデオでもウェンデルを中心にたくさんの人が踊っていますが、心なしか皆んなの顔がひきつっているような。
今夜はお酒を片手にこの曲で身体を揺らそうと
思います。
https://m.youtube.com/watch?v=prw5NtzLCNA