ドニー・レイ。一見フラワーショップの店員のようですがこの方も確かにSOUL・R&Bシンガーです。
アメリカ南部を中心に活動を続け2005年頃からEcko Recordsというメンフィス拠点の老舗レーベルに所属しコンスタントに作品を発表してきました。このままずっとこのレーベルに在籍するのだろうと思っていましたが数年前、突如CDS Recordsというレーベルに電撃移籍。
野球で言えば巨人から阪神に移籍するようなもので吃驚した方も日本に数名はいらっしゃるのではないでしょうか。
インターネットで調べたところ1959年にテキサスで生まれたドニー。父親がミュージシャンで幼少時代から音楽に囲まれていたようです。
2000年にCDデビューし、2005年に前述したEcko Recordsから作品を発表して以来、飛ぶ鳥を落とすまでには至らないものの順調にアルバムをリリースし続けたドニー。少し甲高い声で溌剌とパーティソングを歌う声に私は何度も癒されたものです。
そんなドニーが2013年、Ecko在籍時に発表したアルバム「Drowning In My Own Tears」。
その中にひっそりと収録されているナンバー、「You Keep Taking Your Love Away」。
渋いメロディに乗せて愛している女性に対して(私が必死でリスニングしたところたぶん)「戻ってきてほしい」と訴えかけています。
中盤で「oooh weee,baby」と叫んでからの、たたみかける力強いボーカルには心を打たれます。
ミュージックビデオの中でドニーが飲みまくるヘネシー。私も真似しようと思いコンビニで購入しようとしましたが小瓶で1000円近くするのですね。。
予算の都合上もっと安いお酒を購入し、ピーナッツをお供に、62才、漢ドニーの歌声に今夜は酔いしれます。
https://m.youtube.com/watch?v=Ml5czKxRUh4