1月が終わってしまいました。早いですね。
最近ウクライナ情勢がきな臭くなってきていますが、プーチン大統領には是非このスタン・モズリーの歌声を聴いてもらって一旦リラックスして頂けないかなと思う次第でございます。
しゃがれ声でシャウトしながら歌う彼は、いわゆるボビー・ウーマックのようなタイプのシンガーです。
今年70歳と、日本では老人の部類に入る年齢なのでしょうがまだまだ若い者には負けないという気骨ある激情型前期高齢者シンガーであるスタンの音楽が広く日本に知れ渡る日が来てほしい。
スタンはハンセンだけじゃないんです。
2002年に発表したアルバム、「Do Right」.
星条旗をあしらったバンダナを巻いて国に忠誠を誓っていらっしゃいますが、How Would You Like It Tonightというナンバーでは愛国心をかなぐり捨てて性への欲求を満たしにかかっておられます。
アイズレーブラザーズっぽい曲調にのせて出だしからノリノリ。
艶っぽい声で
「Anyway you want it, I'm willing to provide」
と、学生時代に習う【be willing to 動詞】の例文をサラッと繰り出すと、あとは入学試験の長文読解には出そうもないめくるめく官能の世界を描いていらっしゃいます。
こんな風に英語の勉強をすればもっと学生時代が楽しかったのかな、と思いながら今夜もお酒をちびちび飲みながらシャウター、スタン・モズリーの音楽に酔いしれます。