ブライソン・ティラー。本日はひたすら彼の曲を聴いています。
歌えるラッパー、いやラップするように歌うシンガーという感じでしょうか。どのナンバーからも気怠い雰囲気が醸し出されており、良くも悪くも同じ曲調ですのでずっと聴いていると酩酊してくるような感覚に襲われます。
まだ20代なので次世代のR&Bはこういうスタイルが主流になっていくのかもしれません。
ケンタッキー州に生まれて4歳の時に母親を亡くし、祖母に育てられ、成長してからはピザ屋で働きながら音楽作りに励んでいた、という苦労人だそうです。
2015年にデビューしてから順調にヒットを飛ばしておりこれからも独自のスタイルで突き進んでいくのでしょう。
2020年発表のアルバム「Anniversary」。デビューから5周年記念という意味だそうですが、その中に入っているナンバー、Sorrowsは音数は少なめですが、なかなかにドラマチックな曲調に仕上がっており、ティラー氏の歌声もエモーショナル。
良いです。
歌詞を読む限りたぶん
「わたくし、別れた恋人への未練がタラタラなんです」
という内容のようですがオフィシャルビデオはB級SF映画のような作りで斬新。
冒頭、ティラー氏が目を覚ますところから映像が始まりますがおそらくなかなか演技も上手いんじゃないでしょうか。
今夜はピーナッツをつまみにお酒をちびちび飲みながら、気怠い音楽を作りながらピザも作っていた漢、ブライソン・ティラーの作品に浸ります。
https://m.youtube.com/watch?v=U5XufcVdKx4